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Column【1分でわかる】「丹入」「たんにゅう」を徹底解説

【1分でわかる】「丹入」「たんにゅう」を徹底解説

皆様、こんにちは株式会社エコマテリアルです。

今回のコラムは我々で取り扱いが多い「丹入」について解説していきたいと思います。

私自身も最初聞いたときには丹入?たんにゅう?なにそれ?でした。

スクラップを取り扱う我々からするとよく耳にするこの丹入。

今回はその丹入について解説していきたいと思います。

初めて聞いた、なんとなく聞いたことあるよって人も今回を機に

「丹入」「たんにゅう」について知っていきましょう。

「丹入」とは?

そもそも今回の「丹入」という言葉は業界用語のようなもので

一般にはあまり広く知られていません。

一言でいうと丹入とは亜鉛とアルミの合金材になります。

一般的には亜鉛ダイカストを指すことが多いです。

丹入は亜鉛ダイカストに分類されますがアルミも含まれているので

品質グレードという観点から見ると落ちてしまいます。

丹入は雑な扱いとなることが多いのですが逆にアルミをきれいに取り除いてしまえば

亜鉛合金となるので品位を保つことが出来るのです。

外見については丹入は一見するとアルミニウムと外観が似ている為、混同することがあります。

しかし、アルミニウムと比べ比重が3倍程となっており重量で見分けることが可能です。

重量の違いが大きなポイントとなっております。

最終的に見分けるためには金属分析器を用いることでわかりますね。

丹入はどこで使われる?

そんな丹入ですが一体どこで使われているのでしょうか。

丹入とはスクラップ業界でよく使用される言葉ですので

一般的な呼称は大まかに亜鉛ダイカストと呼ばれます。

そうなると亜鉛ダイカストはどんなところで使われているのかということになります。

まずは亜鉛ダイカストの特徴を見ていきましょう。

亜鉛ダイカストの特徴を簡単にまとめると

硬く衝撃に強いのに融点が低いため加工がしやすい点が主な特徴になります。

亜鉛合金は亜鉛を主としたものに銅、アルミニウム、鉄などを混ぜあわせた合金になっています。

亜鉛の融点が比較的低いことと鋳造する際に複雑な形状も作りやすいため重宝されています。

以上の特徴から利便性が高く様々な業界で重宝されているのですが

まずは皆さんの身近なものを見ていきたいと思います。

突然ですがこちらのバルブを見たことがございますでしょうか。

皆様も一度はお目にかかったことがあるのではないでしょうか。

水道管等についているバルブですよね。

実は皆さんの身近なものにも使われているのですよ。

水道管のバルブ・・・あまり身近ではないような・・・

いえいえ、そんなことはございません。

探してみると結構あるものですよ。

建具等にもよく使用されていますね。

こちらは皆さんみたことありますよね。

ありましたね。身近なもの!!

そうです。ドアについてるレバー、通称ドアレバーですね。

これで皆さんご納得いただけたと思います(汗)

その他にも車の部品や機械部品等で多く使用されています。

今回のドアレバー、呼称の観点から見ると

製造元であるダイカスト屋さんやメッキ屋さんは亜鉛ダイカストと呼び、

消費者、使用者はドアレバーと呼び、

スクラップ屋さんは丹入と呼びます。

モノの呼び方が変わる。おもしろいですね。

余談ですが地域によっても呼び方が変わるものってけっこうありますよね。

そんなところでしょうか。

このように

亜鉛ダイカストで製作されたもので解体等によって廃棄されたスクラップを「丹入」

として呼び処理することになります。

丹入を高価買取してもらうためのポイント

丹入は前述した通りごちゃまぜにして一括りとして丹入となることが多いのですが

丹入を持ち込む際に高価買取してもらうポイントがあります。

「しっかりと分別出来ているか」「フレコンやドラム缶にしっかり回収されているか」

以前のコラムでもお伝えしたように基本的にスクラップは分けて出した方が

その後のコストがかからないため高く売れる傾向にあります。

以上2点に出来るだけ注意し、高く買い取ってもらいましょう。

ただし、買取価格は業者によってそれぞれです。

弊社ではこれからお伝えする特徴、強みから更に高価買取が可能となっております。

弊社では丹入をインゴットにすることで高価買取が可能!

弊社エコマテリアルでは回収した丹入を分別しインゴットにすることが可能です。

弊社では丹入をインゴットに自社で出来るので買取から加工、販売まで出来るので

無駄なコストを抑えることで、お客様から買取させていただく丹入も高く買い取ることが出来ます。

解体等でスクラップとして出た丹入は是非弊社までご連絡下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「丹入」についてご説明してきました。

丹入はスクラップ業界の独特の呼称で一般的には

亜鉛ダイカストのスクラップにアルミが少し入っているものというものでした。

私自身も気になる、なぜ丹入と呼ぶようになったのかの由来はお伝えすることが出来ませんでしたが

丹入について少しお分かりいただけたと思います。

他にもこの業界には様々な「はてな?」となる呼称が存在しています。

今後もスクラップ業界独自のなぜ?を伝えていきますので次回も宜しくお願いします。

疑問や気になることはお気軽にお問い合わせください。

弊社エコマテリアルでは丹入に限らず金属スクラップの買取りを行っておりますので

スクラップを売却したい方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡下さい。

また、気になることやご質問等も受け付けております。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。