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Column【エコ】リサイクルとお金【SDGs】

【エコ】リサイクルとお金【SDGs】

突然ですが、皆さん「リサイクル」という言葉は聞いたことがありますよね。

ここ何十年の間に環境問題に対しての注目度は世界中で年々上がっており、

最近はレジ袋の有料化に伴うエコバックの普及やSDGsの推進など、「環境保全」というのは日本でも大きなテーマとなっています。

学校などで幼い頃から「リサイクル」をはじめとした環境保全の活動について学んだ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、私もその一人です。

しかし、

「リサイクル」という言葉は知っているけど、実際その定義の部分などはよくわからない・・・

という方も少なくないのでは?

大人になってから「リサイクル」を学ぶ機会というのは決して多くないはずです。

今回はそんなリサイクルの世界を改めて覗いてみましょう。

そして、もうひとつ、せっかくリサイクルするなら地球にとってだけでなく、

私たち個人あるいは会社としても利益が出ればより良いですよね。

後半はそんなお金の話も絡めて解説していきたいと思います。

それではいってみましょう。

リサイクルってなに?

まずは「リサイクル」の定義についてです。

資源・リサイクル促進センターのHPには小学生にもわかりやすくこのように書かれています。

「リサイクルとは使い終わったものをもう一度資源にもどし製品を作ることです。私たちが使い終わったものを分別してごみ出しすると、もう一度資源にもどすしくみ(リサイクルルート)にのせることができます」

引用元:小学生のための環境リサイクル学習ホームページ

ここでわかる通り、リサイクルは英語でrecycleと書き、再(re)循環させる(cycle)という意味そのまま、

「ごみとなるはずのものを資源として再利用する」ことを指します。

よく聞くreduce、reuse、recycle、いわゆる「3R」のひとつですね。

この3Rは学校や政府が掲げている環境問題のスローガンで見慣れている方も多いと思います。

リサイクルの種類

実はリサイクルには種類があることを知っていますか?

その手法ごとにそれぞれマテリアルリサイクルケミカルリサイクルサーマルリサイクルと呼ばれ

その様相は全く異なっています。

一般的に皆さんが思い浮かぶリサイクルというのは恐らくマテリアルリサイクルに該当するのではないかと思います。

マテリアルリサイクルとは「マテリアル(物)」という名の通り、物から物へリサイクルする手法のことで、

たとえば廃プラスチックであれば、不純物を取り除き微細に砕いて洗浄したものや熱によって溶解させたものを原料として

新たにプラスチックをつくりだします。

一方、ケミカルリサイクルとは、物を化学的に分解してから材料として再利用する手法のことで、

衛生面などの諸問題でマテリアルサイクルが使えない分野にも用いることが可能です。

また、サーマルリサイクルはごみを燃やす時に発生する熱エネルギー(排熱)を回収して再利用する手法で、ボイラーや温水プールなどに用いられています。

そもそもリサイクルはなぜ必要なのか?

なんとなく理解しているけど実際に説明するとなると難しい・・・

それが「リサイクルをする意義」です。

一般的な意義は大きく分けて3つあります。

①自然環境に対しての悪影響を減らす

②有限な資源を最大限活用する

省エネになる

それぞれ詳しくみていきましょう。

①自然環境に対しての悪影響を減らす

最もわかりやすいのがこちらの自然への悪影響低減だと思われます。

リサイクルを全くおこなわなければそれだけただ捨てられるごみが増えてしまいます。

そのごみが適切に処理されずに自然に放置されてしまうと言わずもがな環境破壊が起こってしまい、

プラスチックごみなどは自然分解になんと400年もの年月がかかってしまうため、水質汚染や土壌汚染など様々な問題を引き起こします。

仮に適切な処理がなされたとしても、処理にあたって二酸化炭素や他の有害物質が発生し、大気汚染の可能性を高めることになります。

そもそもの捨てるもの(=ごみ)を少なくして、ごみによるマイナスな影響を減らすというのが①の意義になります。

②有限な資源を最大限活用する

資源というものは無限ではありません。

石油や金属など、地球の資源には底があります。

そのため、限られた資源をループして繰り返し最大限使うことは、自然資源を使っている我々にとって非常に重要なことです。

また、たとえば金鉱石から採れる金はごくわずかのため、金を天然からたくさん採ると

それだけ山をたくさん掘ることになってしまいます。

こういった貴重な資源をリサイクルすることで、山や森などに住む生き物を守ることにもつながるのです。

③省エネになる

様々な分野にエネルギーというものは必須ですが、

そのエネルギーを作り出す際、わざわざ新しい資源を用意して作り出す場合と

ごみのリサイクルによって作り出す場合では、その資源の消費量に非常に大きな差があります。

本来捨てられるはずのものからエネルギーを抽出した方が圧倒的に資源を節約できるのです。

ゴミを売ってお金に!?

ここまでリサイクルについて解説してきましたが、ここからはお金と絡めて話したいと思います。

リサイクルはもちろん社会的に大きな意味があるので、ごみをリサイクルするのはそれだけ で素晴らしいことですが、

リサイクルに出す我々がもっと直接的に利益を感じることができたら尚嬉しいですよね。

ごみの中でも特に金属などは資源の有限さから価値が高く、「ごみなのに高値で買取」ということも実は珍しくありません。

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それではまた次回!