【SDGs】サーキュラーエコノミーって知ってる?
こんにちは。
株式会社エコ・マテリアルです。
今回のコラムは弊社でおこなっているスクラップ事業にもかかわる「サーキュラーエコノミー」についてのコラムとなります。
サーキュラーエコノミーという言葉、聞いたことはありますか?
普段の生活の中ではまず耳にしないでしょう。
環境問題やSDGsが再注目される中で、この概念は非常に重要な意味をもっています。
一緒に学んでいきましょう!
弊社ではスクラップの買取事業をおこなっております。
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スピード感をもって対応させていただきます。
サーキュラーエコノミーってなに?
さて、サーキュラーエコノミーという言葉を見ればなんとなくわかります通り、元は海外で生まれた概念です。
日本語に直すと「循環経済」となり、簡単に言えば「モノをつくる段階から再利用のことを考えて設計するというシステム」のことを指します。
どういうことでしょうか。
私たちの周りにある多くのモノ、つまりは従来生産されてきた多くのモノというのは基本的にいずれ廃棄されてしまいますよね。
もちろんその耐久性を強化した上で永く使うことを意識した製品はたくさんあると思いますが、
サーキュラーエコノミーの観点でつくられる製品は、最初から捨てられる状態になったあとのことが念頭にあります。
たとえばペットボトルがリサイクルできることは誰しもが知っていますが、仮にペットボトルのラベルがリサイクルできなかったとします。
(もちろん実際はできます)
そのままペットボトルを製作してしまうと、ラベル以外の部分をリサイクルをして、ラベルは捨てましょうとなりますよね。
ここにサーキュラーエコノミーの観点を取り入れると、
「ラベルレス化」或いは「ラベルをリサイクルできる材料に変更」
となるわけです。
リサイクルが前提となったものづくり、それが「サーキュラーエコノミー」になります。
資源の有効活用やゴミの削減という観点で非常に地球にやさしいサステナブルな考え方ですよね。
世界中がSDGsの活動に熱心に取り組む中で、注目が集まっています。
サーキュラーエコノミーと3Rとの違い
サーキュラーエコノミーを説明してきましたが、その中で「リサイクル」という言葉がたくさん出てきました。
リサイクルはいわゆる「3R」の中のひとつです。
皆さん、「3R」って聞いたことがありますか?
3R=reduce(捨てるものを減らす)、reuse(捨てずに繰り返し使う)、recycle(捨てられたものを資源として再利用する)
なんだかサーキュラーエコノミーの考え方と非常に似ている気がしませんか。
もちろん、思いの部分から言えば同じ気持ちから始まっている考え方なわけですから、似ていて当然ではあります。
これらの違いをあえて挙げれば、特にリサイクルは基本的に物が捨てられることを前提としているのに対し、
サーキュラーエコノミーは設計の段階から3Rすべてを考えるため、根本的な部分から異なっていると言えます。
3Rについて詳しくはこちらをご覧ください。
世界の取り組みと日本の取り組み
日本でSDGsが注目されるようになったのは最近ですが、実際はもっと昔からSDGsに関わる取り組みは世界的にスタートしていました。
サーキュラーエコノミーも同様に、2015年時点で既にヨーロッパでは「サーキュラー・エコノミー・パッケージ」というものが採択され、
地球から新たに資源を得るのではなく、既製品や廃棄物のリサイクルや再利用を通じて最大限既存の資源を利用し、
省エネルギーと環境負荷の抑制を目指しています。
ただ、日本においては皆様何となくお察しの通り、「サーキュラーエコノミー」という概念自体があまり知られていないのが現状です。
2020年に経済産業省が「循環経済ビジョン2020」を公表し、2021年には経済産業省と環境省、そして日本経済団体連合会から成る循環経済パートナーシップが設立。
去年2022年には「プラスチック資源循環促進法」という法律が新たに定められ、政府としては世界の一員としてサーキュラーエコノミーにも積極的な姿勢を見せていますが、
ほとんどの国民は知らないことでしょう。
しかし、リサイクルのコラムでも書きましたが、地球環境への負荷軽減は他人事ではありません。
ひとりひとりの小さな一歩が未来の地球にとっては大きすぎる一歩になりうるのです。
これは決して綺麗事では無く、「事実」なのです。
御社もスクラップを売却してサーキュラーエコノミー・リサイクルに貢献しませんか?
さて、社会貢献度が高いサーキュラーエコノミーですが、個人や法人においては具体的にどのように実践したら良いのでしょうか。
サーキュラーエコノミーの具体事例はたくさんありますが、リサイクルやリユースだけでなく、たとえば車を複数人で使いまわす「カーシェアリング」などもサーキュラーエコノミーの取り組みと言えます。
様々な取り組み方がある中で、弊社でおこなっているスクラップの買取事業も、そんなサーキュラーエコノミーの考えを反映しています。
捨てるはずの金属片などを弊社で買い取り、廃棄せずに溶解させて精錬(純度を高めること)。
インゴットという金属塊にした上で再流通させ、購入したお客様が次の製品として再利用をおこないます。
経済面でも環境面でも非常に有用性が高く、SDGsをはじめとする環境問題への再注目によって、スクラップの有効活用も同様に注目されています。
御社も会社で溜まっている金属のくずなどを売却して、サーキュラーエコノミーに貢献してみませんか?
エコ・マテリアルでは出張査定が無料かつ自社精錬のため非常にスピード感のある対応が皆様にご好評いただいております。
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環境問題の解決に貢献しつつ、不用品を処分して利益が発生するなんて嘘みたいな話ですが、
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