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Column真鍮とは?特徴やスクラップ売却の際の注意点を解説

真鍮とは?特徴やスクラップ売却の際の注意点を解説

黄金色をした真鍮は、比較的価格が安く、また柔らかく伸びが良いという特徴を持ちます。

加工性の良さからパイプや金管楽器といった曲げ加工や、バルブをはじめとした熱間鍛造で用いられますが、割れが生じやすいデメリットもあります。

こちらの記事では、真鍮の特徴やメリット・デメリット、真鍮製品の種類や、スクラップを高く売却するための注意点も解説します。

エコ・マテリアルでは金属スクラップに関する動画をYouTubeで配信しています。

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真鍮とは?特徴やメリット・デメリットを解説

真鍮は、金属の配合によっていくつかの種類に分かれます。

以下では、真鍮の特徴や種類、メリット・デメリットを解説します。

真鍮とは?

真鍮とは、銅に亜鉛を添加した合金のうち、亜鉛を20%以上含有するものを指します。

黄銅(おうどう)とも呼ばれ、色味は光沢のある黄色です。亜鉛の含有量が多いものほど硬度が高くなりますが、脆さも増します。展延性や熱間鍛造性が良く、メッキやはんだが施しやすい金属です。

用途は5円玉、金管楽器、ドアノブなどがあります。見た目の美しさからアクセサリーとして使用されることも多い素材です。

真鍮は銅と亜鉛の割合によって、以下のように分類されます。

  • ●七三黄銅:銅70%、亜鉛30%
  • ●六四黄銅:銅60%、亜鉛40%
  • ●ネーバル黄銅:銅と亜鉛に錫を添加したもの
  • ●快削黄銅:銅に亜鉛、鉛と鉄を添加したもの

亜鉛が20%以上のものは真鍮に分類されますが、それ以下の銅と亜鉛の合金は「丹銅」と呼ばれ、銅に近い赤みを帯びた色をしています。

メリット

真鍮のメリットは以下の通りです。

  • ●切削加工がしやすい
  • ●電気伝導性が良い
  • ●強度が高い
  • ●腐食に強い
  • ●比較的価格が安価
  • ●抗菌作用を持つ

亜鉛の含有量によって加工性は変化しますが、どの分類の真鍮も展延性に優れていることが特徴です。

薄く、あるいは細長く伸ばすことも容易にできます。また酸化被膜を形成するため、内部まで腐食が進みにくいこともメリットです。

銅よりも価格が安価で、電気伝導性に優れているため、電気部品としての用途も多くなっています。

デメリット

真鍮のデメリットは以下の通りです。

  • ●脆い
  • ●酸化しやすい

真鍮は加工しやすい反面、柔らかく曲がりやすい面があります。負荷がかかった際、ステンレスや鉄に比べて変形しやすい素材です。

また、真鍮は置き割れが生じることがあるため、焼鈍しや塗装を施して対策を行ないます。

酸化によって皮膜が形成されるため、内部がサビることは防げますが、見た目が黒ずんでしまいます。

ネックレスやドアノブなどは、肌が触れる部分のみ変色するため、人によっては見た目の美しさが損なわれると感じることもあるでしょう。

おもな真鍮製品の例

真鍮には多くの用途がありますが、以下では代表的なもの3つを取り上げて解説します。

ドアノブ

真鍮は耐食性や抗菌作用を持つことから、ドアノブの素材として採用されています。

船舶では、海水や潮風によるサビを防ぐ目的から使用されており、防錆性を上げるためにクロムメッキを施しているものもあります。
また真鍮は銅のように抗菌作用を持つことから、感染対策としてドアノブとして採用している病院もあります。

楽器

真鍮は金管楽器の材料としても使用されています。

真鍮は英語で「brass(ブラス)」で、金管楽器を中心とした演奏を行う「brass band(ブラスバンド)」の由来になっています。

真鍮製の楽器には、トランペット、トロンボーン、チューバなどがあります。

銅と亜鉛の比率によって音色に違いがあり、イエローブラスと呼ばれる銅70%、亜鉛30%の真鍮では

張りのある音が、ゴールドブラスと呼ばれる銅85%、亜鉛15%の丹銅ではしっとりとした音色が響きます。

仏具

真鍮は香炉やリンなどの仏具にも使用されています。

銅と亜鉛の割合や、叩く位置によって音色に違いが生まれます。

仏具は、見た目が良くサビに強い真鍮で作られることが多いですが、手入れを怠ると緑青が発生することがあるため、扱いには注意が必要です。

真鍮スクラップの買取

真鍮はパイプやナットに使用されており、スクラップが排出される機会が多い金属です。

以下では、買取可能な真鍮スクラップの例や、売却時の注意点について解説します。

買取可能な真鍮スクラップの種類

買取可能な真鍮スクラップは、以下の通りです。

  • ●真鍮(上)
  • ●真鍮(下)
  • ●込真鍮
  • ●給水管
  • ●ナット
  • ●鍵
  • ●砲金
  • ●ダライ粉
  • ●パチンコ台の釘
  • ●メダル
  • ●金属模型

など

真鍮の上・下の違いは、不純物の有無で決まります。真鍮のみは「上」、プラスチックやほかの金属が付着しているものは「下」に分類され、買取価格が異なります。

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売却時の注意点

真鍮スクラップを売却する際は、以下の点を抑えましょう

  • ●相場を理解する
  • ●数をまとめる
  • ●汚れや不純物は取り除いて売却する

真鍮は含有する金属の割合や不純物の有無によって買取価格が変動します。

プラスチックがゴムなどのパーツが付いたままの状態では真鍮「下」としての買取になり、評価額が下がりますが、破砕して余計なパーツを取り除くことで真鍮「上」になり高値で買取してもらえます。

ホイールのエアバルブや水道管などは、ゴムやホースを外してから売却するのがおすすめです。

また、切削加工の際に出るダライ粉は、加工中に油分が付着したり、ほかの金属粉と混ざってしまうと買取ができなくなることもあるため注意が必要です。

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【まとめ】真鍮スクラップの買取ならエコ・マテリアル

真鍮の特徴と用途まとめ

  • ●展延性や熱間鍛造性が良く、メッキやはんだが施しやすい
  • ●亜鉛の含有量が多いものほど硬度が高くなる
  • ●楽器や仏具、ドアノブなどに使用される

真鍮スクラップ売却時のポイント

  • ●エアバルブや水道管は、ゴムやホースなどの不純物を取り除く
  • ●真鍮ダライ粉は鉄粉や油分などが混ざらないようにする
  • ●相場を把握して買取を依頼する

近年、真鍮は銅の相場の高騰や資源不足を受けて、買取価格が上昇しています。

金属は有限資源であるため、適切にリサイクルし、循環させることが重要です。

エコ・マテリアルでは、真鍮をはじめとした金属スクラップの買取やリサイクルを行っています。

出張査定は無料、買取価格は地域最高値を目指しています。

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