サステナブルコーヒーとSDGs
こんにちは。
株式会社エコ・マテリアルです。
今回は近年話題のSDGsに絡めて「サステナブルコーヒー」について解説していきます。
「サステナブルコーヒー」、皆さんは聞いたことがありますか?
どんなコーヒーなのか気になりますよね。
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サステナブルコーヒーとは?
サステナブルコーヒーは別名エシカルコーヒーとも呼ばれます。
以前別のコラムにて「エシカル消費」について解説しましたが、その「エシカル」です。
※エシカル消費のコラムはこちら
「サステナブル」は「持続可能な≒永く生産できる」、「エシカル」は「倫理的な≒生産されるモノの背景にあることを考慮する」という意味になりますが、
つまるところ、生産や流通にあたって環境や社会に配慮がなされたコーヒーのことを「サステナブルコーヒー」と呼びます。
日本サステナブルコーヒー協会はサステナブルコーヒーを以下のように位置付けています。
サステイナビリティー(sustainability = 持続可能性)に配慮したコーヒーのことを、サステイナブルコーヒー(sustainable coffee)と言います。現在のことだけではなく未来のことも考えた上で、自然環境や人々の生活を良い状態にたもつことを目指して生産/流通されたコーヒーの総称です。
世界のコーヒー豆消費量において、EU、アメリカ、ブラジルに次ぐ第四位の日本においても、
「サステナブルコーヒー」は今後ますます注目されるべきトピックと言えるでしょう。
因みに、根本的に「サステナブル」と「環境や社会に配慮する」という部分がどんな根拠で結びつくかということも少し触れておきます。
皆さん、プライベートあるいは仕事において精神的または別の種類の負荷が常に自分にかかっていたとしたら、
その状態を何年何十年と続けていくのは非常に難しいですよね。
何かを長く続けるためにはそういった負荷を減らすことが重要であることはお分かりいただけると思います。
近年注目される「サステナブル」も同様で、現在のというか従来の私たちの生活においては
実感はあまりできないかもしれませんが、「負荷」がかなりかかっている部分があるのです。
それは地球という環境であり、なにかモノをつくっている生産者の生活(=社会)であり、多種多様です。
それを放置したまま世界が動いていくと、いずれ今の生活は破綻してしまうと考えられています。
これは環境や社会に配慮していない生産をしているために、その高負荷によって持続性が得られないということですね。
そこで、世界的な取り組みとして「SDGs」を掲げ、「持続可能な社会の実現≒環境や社会に負荷をできるだけかけない」という目標に向けてみんなで努力しましょうというのが
昨今の世界情勢になります。
脱線してしまいましたので、本題に戻りましょう。
サステナブルコーヒーの種類
サステナブルコーヒーには実は種類があります。
それぞれ「どのような側面でサステナブルなのか」によって分類されています。
オーガニックコーヒー
これは一番イメージがしやすいと思います。
よく有機肥料でつくられた農作物がオーガニック野菜などとして注目されますが、
オーガニックコーヒーも同様で、農林水産省が禁止している農薬・化学肥料を使わずに生産されるコーヒーを指します。
禁止されている農薬や肥料を用いないことで土壌汚染などを防ぎ、環境に配慮しているという側面をもつコーヒーです。
フェアトレードコーヒー
これも有名な「フェアトレード」という言葉が入っていますね。
フェアトレードコーヒーとはコーヒーをつくる小規模農家・農園に対し、適正な価格によって取引をおこなったコーヒーを指します。
後述しますが、コーヒーを生産している生産者の方々は貧困という問題を抱えている場合があり、
サステナブルという観点からすればこれはかなり大きな解決すべき問題と言えます。
フェアトレードコーヒーを選択的に消費することによって、そういった問題を抱える人々の安定した生活に繋がります。
シェードツリーコーヒー
最後がシェードツリーコーヒーです。
皆さん、コーヒー栽培における重要な条件が「木陰である」ということを知っていますか?
伝統的なコーヒー豆の育成方法はシェードツリーと呼ばれる木陰をつくる日傘のような役割の樹木のもとで育てる方法でしたが、
最近ではより効率が良く生産性の高い、シェードツリーを用いない近代農法に変わっていました。
「木を使わないならその方がサステナブルじゃない?」とお思いになられる方もいらっしゃるかもしれませんが、
コーヒー栽培に木を用いないだけで、シェードツリーの森林は別の使用用途で伐採されてしまっています。
そこで、あえて伝統的な育成方法を復活させ、シェードツリーをコーヒーの栽培目的で使用することによって
森林伐採を防ぎ、自然環境を守ることを狙っています。
コーヒーの課題
こういったいくつかのサステナブルな観点によって、コーヒー生産において従来抱えてきた以下の問題を解消しようと試みています。
・生産者の貧困問題
先述したように、コーヒー豆を生産している多くの小規模農家は貧困に苦しんでいる現状があります。
先進国で消費されるコーヒーが低価格化することによって、正当な対価が支払われなくなってしまっているのです。
これはフェアトレードコーヒーの推進が有効な対策です。
・安定した生産供給が難しい
コーヒー豆の生産はかなり気候変動に左右されます。
近年地球規模の気候変動が注目されていますが、そうした異常気象によってコーヒーの生産が不安定になり、
市場価格にも大きく変動が起きてきます。
生産のおよそ3割がブラジルという部分によって、ブラジルでの気候変動が国際的な価格に影響してしまう面もあります。
コーヒー生産に適した土地をこれ以上減らさないためにも、森林伐採を減らしていく必要があると言えるでしょう。
まとめ
「サステナブルな社会の実現」というのは、今や地球規模の目標です。
これは私たち一人一人が意識して生活をしていく必要があります。
サステナブルコーヒーにおいてもいくつかの認証機関によって認定されたコーヒーが、様々なコーヒーショップで販売されていますので、
SDGs活動に貢献しながら、おいしいコーヒーを嗜んでみてはいかがでしょうか?
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