Pyrometallugical乾式精錬 亜鉛
事業内容
独自技術により、使用済み亜鉛を高品質なものへと再生
製鉄所や亜鉛メッキ工場などから、使用済みの金型や不要になったスクラップ亜鉛をお引取りします。引き取った亜鉛は、当社が独自開発した反射炉により500度の熱で溶解。溶解時には、ドロス(不純物)を丁寧に取り除き、純度の高い亜鉛をインゴットケースに流し込みます。約1時間、じゅうぶんに冷却したのち、お客様のご要望に応じたサイズで出荷します。
受入可能な亜鉛
他社で引き取ってもらえない亜鉛もお任せください
エコマテリアルでは、「上丁」「二種」「三種」と、すべての酸化亜鉛を受け入れることが可能です。他社では引き取ってもらえなかった亜鉛でもご相談ください。オールラウンドに亜鉛を引き取り、再生します。
処理フロー
特長
全国でも稀有な亜鉛の再生事業
亜鉛の再生を手がける企業は、関東地区でも約5社程度。その中でも「一種」「二種」「三種」といった、すべての酸化亜鉛の受け入れが可能な企業は、エコマテリアルのみです。その希少性と確かな品質が評価され、日々、全国からご用命いただいています。
買い取りから再生までワンストップで対応
エコマテリアルでは、買い取りから再生(精錬)まで、一貫して自社対応を行っています。中間工程で発生するマージンがないからこそ、高く買い取り、リーズナブルな価格でご提供することが可能です。
大型・小型の炉を併用することで生産効率アップ
エコマテリアルでは、大型反射炉・小型ポット炉を設置しています。大きな金型などは、大型反射炉で一気に溶解し、小さな部材はポット炉で処理しています。このように引き取った亜鉛のサイズに応じて処理しているため、高い生産効率を実現しています。
機械・手動による汲み出しで、さらなる品質向上
溶解した亜鉛は、時間経過とともに冷却(固形化)が進みます。また、速やかにインゴットケースに流し込まないと、温度差によって剥離が発生し、品質に影響を与えます。エコマテリアルでは、機械と同時に手動でスピーディに汲み出すため、安定して高い品質を維持しています。
100%の再生率。
ドロス(不純物)もインゴット化して再生
溶解時に分離した「ドロス(不純物)」は、不純物を取り除いて、亜鉛のみを取り出して再生(インゴット化)します。受け入れた資材は、100%再生する。このように、私たちは、決して資源を無駄にしません。エコマテリアルが大切にしていることです。
所有設備
反射炉(1基)
独自開発した反射炉です。大きな金型も一気に溶解することが可能です。
ポット炉(2基)
独自開発したポット炉です。
小さな部材はこちらで溶解します。
集塵機
独自開発した集塵機です。遠心分離を利用し、段階的に有害物質を除去。基準値を大幅にクリアしたクリーンな空気を大気に戻しています。
インゴットケース
お客様のご要望に応じて「8kg」「10kg」「330kg」に対応可能です。
台貫
大型トラックにも対応可能な台貫(トラックスケール)です。
成果物・実績
インゴッド(500kg・330kg)
亜鉛の種類(上丁・二種・三種)ごとにインゴット化。お客様のご要望に応じて出荷サイズを柔軟に対応します。
再生亜鉛合金インゴット(330kg塊)
品種:再生亜鉛合金
重量:約330kg
概寸:420mm(高)×570mm(幅)×450mm(奥)
備考:吊り下げホール有
再生亜鉛合金インゴット(530kg梱包)
品重:再生亜鉛合金
重量:約530kg
構成:インゴット54枚(足部分を含む)
概寸:420mm(高)×570mm(幅)×450mm(奥)